香港人の「日本でリラックスする」とは

何故日本なのか?

最近、初めましてと言って紹介してもらったりする香港人は、一様に日本へはもう数え切れないくらい行っていて、この先2回分の日本旅行プランが決まっている(春と秋)みたいなヘビー級な訪日リピーターが多くいます。

で、恒例の質問をぶつけてみます。

「Youは何しに日本へ?」

だいたい、日本に何回も行っている人は自分の旅行スタイルが確立していて、何かしらのテーマがあります。

  • 美味しいものを食べる(ほとんどに当てはまる)
  • 山に登る(香港人は休日のハイキングをよくする*香港にはよく整備されたハイキングコースも多い)
  • サイクリング(自前のロードバイクを香港から持ち込んで)
  • コンサート(アニメ声優とか嵐とか)
  • リラックスしに行く

 

リラックス…

リラックスって言うけど何が彼らのリラックスなのでしょうか。

ビーチでのんびりなら日本じゃなくていいし…

日本人の僕らはリラックスというと「何もしない」「動かない」「時間を贅沢に使う」→リゾート地へ。みたいなイメージだけど、日本にリラックスしに来るのはこれらじゃない目的があるはずです。

それは何か。

よくよく聞いてみると…

  • 知的な文化体験(バックグラウンドを知る)
  • 本物を知る事(興味のあることを深く知る)
  • マインドをリセットして新しいことにチャレンジ

 

体験する、習う、習得する(完璧でないにしても)

カラダのリラックス+アタマのリラックス。という事のようです。

 

狭い香港、普段のストレスフルな生活を脱して日本へ行く事。

リピーターには「知・智」の部分が大きいのだと思います。

 

日本の本物を知っている人たち

香港の生活にも日本文化(芸能・和食など)の情報が多く、日本は身近な存在です。

そこから「本物」を求めて日本へ行き、本物に触れて、またリピートを繰り返しています。

そして結果、数え切れないくらい日本へ行っています。

香港人リピーターはそこそこ上等の日本文化(和食など)を香港でも経験しているし、まして日本の本物も知っています。

決して誤魔化せない人たち。

もはや「観光客」でもない。

「リラックスしに行く」と言っても、求めるものは深いし、質を求めています。

SNSをみても日本に来て、やっていることが日本人と同じです。

その本物と質を提供できれば、どこにでも行く人達でもあります。(しっかりお金も払う)

 

インバウンド誘客において、この人達の声を拾うことはとても重要に思います。(お店の常連さんからの意見をもらう感覚)

今は良いのですが、将来はどうでしょう?

彼ら香港人訪日リピーターが日本に飽きて来なくなったら…

僕の周りにも、日本は好きだけど、もう何年も行っていない。っていう友人が何人もいます。(一通りの観光で満足した・和食は香港で十分美味しい物が食べられる*高くつくが問題ではない

インバウンドに関して言えば、これから新規で日本へ来る人達が控えている中国や東南アジア、欧米諸国と違い、香港・台湾は人口が少ない割に何度も訪日しています。

上顧客ですが、限界が見えています。

香港の740万人、台湾の2300万人全員が日本へ来ることはまずありません。

やはり、これからも一番近い上顧客(リピーター)として来てもらいたいです。

 

 

読んでいただきありがとうございます。

訪日リピーターに日本の文化コンテンツを提案するのはまだこれからです!

山根