香港FITは何しに日本へ?

香港訪日データのおさらいです(2017年)
  • 238万人が訪日
  • 人口737万人
  • 10回以上の訪日経験者が20%超え
  • 90%以上がFIT(個人旅行)

これだけのボリュームと密度を持つインバウンドマーケットは他にありません、台湾マーケットがボリュームでは大きいですが、リピーターやFIT率では香港に軍配が上がります。

*香港・台湾共に繁体字中国語圏です。これにマカオを加えて繁体字中国語圏が完成します。

 

このボリューム(数)×密度(リピート)で訪日の最前線を行く香港人FITはどこを目指しているのか?ってことです。

年中常に知り合いの香港人の誰かが日本へ旅行している状態…なのですが、彼らは何を求めて、何故行くのか。

環境要因としては

  • 日本の情報が充実(行きたい場所がある)
  • 日本への信頼感、親近感(日本のコンテンツが生活にある)
  • LCCですぐ行ける(バーゲンチケットも多い)
  • 日本の地方と直結している(地方便の増加)
  • 新しい行き先がある(未知の領域・新ネタがどんどん出てくる)
  • 日本クオリティーへの安心感

などが挙げられます。

安心していける身近な場所。ということでしょうか。

 

さらにFITとして個人で行く理由に誘致のヒントがあると思います。

  • 自分でセレクトした質の良い旅行がしたい
  • 自分の旅行スタイルが確立している(食がテーマ・温泉でゆっくりリラックス)
  • 行き慣れた日本ならどこにでも行ける自信がある(運転も自分で)
  • まだ知られていない秘境的な場所を探す
  • 観光客としてではなく、現地人のように「暮らす」旅がしたい
  • 観光地巡りでは面白くない
  • 外国人(特に中国人)のいない場所がベター
  • 中国人に間違われるととても腹が立つ(マジで)
  • 日本通でありたい(として思われたい)

他にも香港・台湾共に親日とは言え

  • 「日本だからと言って全て良い訳ではない」と思っている。
  • 「日本製、日本産だからと言って全部凄い、絶対美味しい訳ではない」を理解している。

これは「海外から見ると日本は凄いんだぜー」って日本人が自分で言っているテレビでおなじみの「日本称賛的」な思考とは違うということです。親日と言われる人もシビアに見てます。

香港でも日本の製品は多いし、日本食もレベルが高い。食材の旬は知っているし、産地も知っている。

しっかり評価できる訳です。

分からないだろうと思ってナメてかかると、速攻SNSでこっ酷くあげられます。

ココ、来る価値無し( ̄^ ̄)香港人SNS

って…(写真付き)

*逆に彼らに「残念」と思われている所が思ったより多いことに我々日本人は気づかなくてはなりません。

 

香港の旅行メディアでは日本旅行関連のトピックはまさに「深度游」(中国で使うワードですが)

  • 農業体験・宿泊
  • トレッキング
  • グランピング
  • サイクリング
    など日本で発行される旅行メディアに引けを取らない内容です。

もう日本人旅行者と同じ扱いくらいがちょうど良いのかもしれません。