【ここまで言う⁉︎】全国の宿泊施設HP・SNSで見つけた「もったいない9」

インバウンド誘客に自社サイトとSNSの整備・連携は必須!

仕事柄、お取引の有る無しに関係なく、日本全国のホテル・旅館さんのサイト(ホームページ)を研究しております。

もともと「インバウンド誘客はやらない」施設さんもありますが、インバウンド誘客への取り組みが見て取れる施設さん(海外OTAで販売、多言語サイト、SNSで多言語発信)のサイトとSNSを見ていると非常にもったいない点がある事に気付きます。

その気になった点をいくつか上げてみます↓

①自社サイトとSNS(facebook・Instagram)がリンクしていない
自社サイト上にはSNSリンクは全くないのに、別で検索して見るとfacebookやInstagramの企業ページを運営しているケース。SNSをフックにして自社サイトへ誘導するのがインバウンド誘客において効果的です。サイトへの訪問が先だとしても、ブックマーク的にSNSページのファンになる(情報源としてキープ)こともありますから「サイト⇆SNSの相互リンク」は必須と考えます。
②facebookページが自社で管理されていない(非公式ページのままになっている)
一番もったいないケースですが、訪問されたお客様がfacebookへ投稿する際、場所の関連付け(チェックイン機能)を公式の企業ページが無いので勝手に立ち上げてしまい、その非公式ページに情報がどんどん集まっているケース。 これでは施設自ら情報発信もできませんし、外部の人が勝手に情報を載せていくwikipediaみたいな事になっていてもったいないです。

 非公式ページには海外からのゲストによる投稿がすでにあることが多いです。 インバウンド誘客のポテンシャルが高いという事ですので、早めに自社管理の公式ページとして活用しましょう。
③多言語メニューのリンクが直接OTAへ飛ぶ
これは香港人の友人に教えてもらったケースですが、施設のサイトに訪れて、多言語ページ[繁体字中国語]をポチッと押すとそのままOTAの販売ページにリンクしてしまう
実際に調べて見るとこのケースは多いです。 海外のゲストからすると「すぐに買えって事?」「説明も無いのに値段しか見せないのはどうかな…」と全く腑に落ちないとの事、さらにOTAとサイトを見比べてみると値段が全く違い、(OTAに内容の説明もなく、サイトは日本語のみ)違いが分からない…「やめとこ…」ってなるそうです。(サイトへ行ったことで逆にイメージが悪くなる)
かといって、「Google翻訳は意味不明な翻訳ばかりなので見ない」とも。
これではサイトの多言語化にはなっていないという事です。
④海外ゲスト向けの[Language]リンクがサイトの2層目にある。
かなり残念なケースですが、これでは海外からのビューは期待できません。 TOPページの一番上にないと海外からのサイト訪問者には見つけられません。
⑤お問い合わせの対応が電話とFAXのみ
これも訪日リピーターの香港人からすると「何故いまどき電話とFAXだけなのか、メールではダメなのか?」と不思議がっていました。
SNSのメッセージ機能で海外から直接の問い合わせは良くあるケース。
 インバウンド誘客に取り組むのならSNSでの問い合わせには対応できた方がいいです。 (簡単な英語で大丈夫)

⑥多言語メニューが国旗で表示されている
英語はアメリカ国旗、繁体字中国語は台湾国旗、簡体字中国語は中国国旗の様な国旗でセグメントしちゃったメニューも多いです。
これは日本人らしい表示の仕方で、日本の様な一国一言語なら問題ないですが、この点に関してはもっと 海外の事情を考慮するべきだと思います 
国旗だと色々思う人もいるので、[Engilish][繁体字中文][簡体字中文]という風に言語別に表示することをおすすめします。
⑦facebook投稿が「ブログアップしました」しかない
SNS本来の機能を活用できていないケースです。
確かに自社サイトやブログへの流入につながりますが、SNSを見ている人は投稿から直接情報を得たい人が多いので、「ブログアップしました(詳しくはそっちを見てね)」しかないfacebookページでは見てる人は退屈だと思います。

SNSには旬の情報やブログには書くに及ばない様なちょっとした情報も投稿することが出来、その瞬間の情報に価値があるので、旬な投稿とブログのお知らせをバランスよく取り入れる事が大切です。
特にインバウンド誘客にも活用できるSNSですから、海外を意識した画像や動画の投稿もしてみてはいかがでしょうか?

⑧facebookページのタイトルが平仮名・片仮名
facebookを活用してインバウンド誘客に繋げたい場合はまず、ページタイトルをひと工夫しましょう。
海外ゲストは滞在中に美味しい料理やお部屋の写真をfacebookに投稿しようとしても場所の関連付け先(チェックイン先)が日本語(平仮名・片仮名)だけでは検索しようがありません。
特に宿泊施設やレストランはゲストによる投稿が多いのでそこでチェックイン先を見つけてもらえるかどうかが 「口コミ」として情報拡散につながるかの大きなポイントです 
日本語+英語など海外のゲストが見つけやすいページ名にしましょう。(Facebookページの名前変更は難しい・変更の審査に通らないことが多いですが。)
⑨facebookの最近の投稿が2年前で終わっている(サイト上のお知らせも同じく)
投稿が数年前で終わっているSNSや、全く更新されていない自社サイト上の「お知らせ」は良くあるケースです。
正直、あまりに昔に更新が止まっていると「今現在も営業しているのか?」と疑ってしまいます。
更新が無いのなら「お知らせ」自体無くした方がいいですね。

非常にもったいない事にfacebook投稿は数年前が最後にも関わらず、ゲストからのレビューは最近もあるケース。5つ星評価をもらっているのに、facebookをチェックもしていないのか「放置」…ではやらない方がマシです。
施設側の誰もチェックしない・生きていないページにわざわざ評価をつけてくれるゲストに失礼ですよね。

インバウンド誘客の情報ループを作る

海外のゲストが旅前の段階で訪問先、宿泊先の情報&イメージを掴む場としてサイト&SNSの役割は非常に大きいといえます。

 SNS→自社サイト→予約(OTA)→訪問→投稿(口コミ)→情報拡散(SNS) 

という情報と誘客のループを作るには自社サイトとSNSの連携が必須です。