「郷に入っては…」これを言っちゃ-お終いYo!

「郷に入っては郷に従え」(When in Rome, do as the Romans do)

トラベラーにとっては世界各地を旅行するとき、正にこの言葉の様に現地を旅する事が醍醐味だと思います。

とても良い言葉です。

しかし最近、日本のインバウンド誘客界隈(受け入れのほう)でこの言葉が使われる時、ネガティブな意味で使われるシーンを見る事があります。

 

どんなシチュエーションかというと…

  • 「外国人にだけ、そんな細かな対応はできない!郷に入っては…」
  • 「そこに文句があるなら来なければ良い!郷に入っては…」
  • 「これはうちの伝統だから、今更変えられない!郷に入っては…」

みたいな…。

 

議論の最後の方に出てくる言葉ですが、めんどくさいとか、やりたくない、変えたくない時に「じゃあもういいや」ってなるんですかね?

「来なくていい!」って来ちゃった人にいう言葉じゃないですしね。

ましてや外国から…。

ましてや観光分野で働いている人が言うとか…。

本来はトラベラーをうまく受け入れるのに最適な言葉だと思うのですが、受け入れの方が策に困った時の必殺技のように発してしまう…

ここでこれを言っても何にも解決しないと思いますね。

 

インバウンド誘客の論議でこれを言っちゃーお終いですよ。

議論…終。

 

「郷に入っては…」で押し通す所は思考停止してますので、改善も進化もなく結局インバウンドの旨味も得る事なく、「ブームで終わる」でしょう。

世界基準シフト

外国人の方がお金使うのにめちゃくちゃシビアです。

お金の使い方も全然違うのが外国人。

もちろん価値観も違うわけです。

特に買い物はfine selected(厳選)したものでないといけません。

無駄な荷物を増やしたくない。

  • 「言葉は通じないかもだけど、どうしたら喜んで帰ってくれるのか。」
  • 「どうやったらこの特別感が伝わるかなぁ。」
  • 「これくらいなら外国人用に準備しといても良いかな」

これらの前向きな思考の元に「郷に入っては郷に従え」が前提にあるのがベターだと思います。

 

日本のガラパゴスな歴史・文化・環境は外国人にも魅力的に捉えてもらえますし、日本へ来る外国人旅行者もある程度の習慣やマナーへの配慮を持ってやってきます。

しかし、「これが日本のオモテナシ」と言いつつも日本人の思考がガラパゴス状態だともてなす方も、来る方も「しんどいだけ」だと思います。

本当のインバウンド誘客の成功は日本基準→世界基準への思考シフトだと考えます。

 

読んでいただきありがとうございます。

日本の良さ・素晴らしさは日本を出てみて実感しました。

山根